Bangkok Photography
#002 バンコクからメークロン市場へ
バンコクからメークロンの折りたたみ市場(Maeklong Railway Market)に至るまでの旅の写真です。バンコク対岸トンブリ地区のウォンウィエンヤイ駅からマハチャイ線でマハチャイまで。マハチャイからは待ち時間の関係で、ミニバスでメークロンへと向かいました。

バンコクを流れるチャオプラヤ川の対岸、トンブリ地区にあるウォンウェンヤイ駅の光景。ウォンウェンヤイーマハチャイ間を結ぶローカル列車、マハチャイ線の始発駅です。出発ぎりぎりに駆け込んだので、列車の写真撮れませんでした。これは出発進行した直後、車窓からプラットフォームを撮った1枚です。

車内はこんな感じ。扉も開けっ放し。ター・チン川の河畔の港町、マハチャイまで1時間ののんびり鉄道旅。楽しいですよ。ちなみに運賃は10バーツ。約40円ぐらい。昔とほとんど変わっていませんでした。

マハチャイに着きました。ここまでが旅路の半分です。目的地メークロンまでは、この後、渡し船でター・チン川を渡り、対岸のバーンレーム駅からメークロン駅までさらに1時間の旅となります。

マハチャイはバンコクの南西約50kmの位置にある漁業の町。サムット・サーコーンが現在の正式名称のようですが、人々の間ではいまでもマハチャイという名前が使われているようです。

電車が走り去ると線路ぎりぎりまで市場が広がります。

ここが対岸のバーンレームに渡る、渡し船の船着き場。2階にはシーフードのレストランがあります。以前、このレストランでは2回ほど新鮮なシーフードを食べていますが、ター・チン川を眺めながらのタイ料理、美味しいですよ。

これが渡し船。これには乗れなかったのですが、すぐに次の便が来ます。料金は3バーツ(約12円)。

渡し船を降りて10分ぐらい歩くと、メークロン線の始発駅、バーンレーム駅に来ます。

本当にローカル線の駅という感じ。まったり感がすごいです。

欧米人男性とタイ女性とのカップルです。次の列車まで2時間半待ちとわかり、この女性が駅にいるタイ人たちにタイ語でいろいろと聞いていました。私も情報ほしかったので、この女性に、「あの人たち、なんて言ったのですか」と尋ねたところ、「私たちは待ちたくないので、別の行き方を聞いたのですけど、車を雇うかタクシーかということでした。」とのこと。

私も待ちたくなかったので、マハチャイに戻り、ミニバスに乗りました。

マハチャイからメークロンまでミニバスで30分ほど。料金は30バーツ(約120円)。

いよいよメークロンの町が近づいてきました。

どこにでもあるタイの地方都市という感じ。

運転手が、「市場だよ。」と教えてくれて、ミニバスを降りました。

タイ、というか、アジアのあちこちでおなじみの市場の様子です。

でも、いいですね。社会が自然のまま動いているという感じ。

列車が近づいて来ました。
この市場の右側の壁の向こうにメークロン線が走っています。ここまでが、バンコク対岸トンブリ地区のウォンウィエンヤイ駅からメークロンまでの旅路です。
メークロン線の線路上に繰り広げられる折りたたみ市場の本篇をまだご覧になっていない方は、Bangkok Photography #001メークロンの折りたたみ市場 をご訪問くださいね。