Bangkok Photography 003
暁の寺 Wat Arun

チャオ・プラヤ川対岸から眺めるワット・アルンの仏塔です。美しいですね。ヒンズー教の影響を強く受けているとか。ちなみにタイ語で「ワット」は寺。「アルン」は「暁」のことだそうです。

得も言えぬ美しさです。初めてバンコクを訪れたとき、チャオ・プラヤ川を行くボートの上からこの仏塔を眺め、この世の楽園とはこのことかと思いました。

以前、タイの友人一家と訪れたとき、「初めて来た」と言っていました。私が、「何度も来ているよ」と言って笑い合ったことがあります。

本堂の回廊に設置された仏像。

ワット・アルンを眺めながらランチです。

オーダーしたのは、プーパッポンカリー。

対岸のターティアンの船着き場から渡し船でワット・アルンへ。

早朝の光に包まれ、虹色の輝きを放つ瞬間がいちばん美しいとされていますが、早起きが苦手でその美しさを経験したことがありません。でも、どんな瞬間でも美しい寺院だと思います。

ヒンズー教の影響受けたクメール様式の寺院とされているようです。

大仏塔は高さ75m。ヒンズーの破壊神、シヴァ神が住むカイラーサ山をかたどったとか。

以前はいちばん上の回廊まで登ることができました。そこから眺めるチャオ・プラヤ川の光景が素晴らしく、また、優しく涼を運んでくれるそよ風が心地よかったのですが、このときはなぜか、いちばん下の回廊までしか登れませんでした。

とても美しい寺院です。人の願いと祈りを天まで届けてくれそうな気がします。